2010年　栃木県　愛馬慰霊碑

家族とともに過ごした愛馬の慰霊碑

 

 

以前外構工事でご縁があった、馬をこよなく愛するお客様からのご依頼で、2009年にご家族が大切にしていた愛馬が亡くなったことをきっかけに、その他縁ある馬の慰霊も兼ねた慰霊碑のデザイン及び設置工事を行った。
設置場所はお客様と検討の結果、広大な牧場の中にシンボルツリーのように凛と立ったクヌギの前とした。石材は大理石を使用するため、酸性雨対策、防汚対策に加え、冬季は氷点下になる場所へ設置するため、表面は風合いを変えないような特殊コーティングを施している。
正面中央には亡くなった愛馬の横顔と実際に使用していた蹄鉄（型取り）を中心に、周囲には慰霊や追悼に相応しい植物をあしらったブロンズのレリーフを取りつけた。また、背面にはお客様が推敲された追悼文を掘り込んだデザインとした。
また、仕上げを変えた八角形の同じ石材で献花・供物台を前面に配置した。
追悼慰霊式及び引き渡しは2010年11月19日。

 

お客様からの要望

• 風景にさりげなくなじむデザインにしたい。
• 石材はマットなイメージのクリーム色の石材にしたい。

 

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