2008年 東京都 保育園
ドキドキ・ワクワクするような遊び場としての庭
企業の社内保育園と保育園に付属する遊び場を新たに建設した。敷地は2箇所に分かれ、保育園建物を新設する敷地はさら地、遊び場を築造する敷地は元の農家にあった納屋や門、そして貴重な大ケヤキ2本を中心に、ウメやモミジ、カキなど農家の庭にあった木々が多く残る敷地であった。保育園の敷地は、園児が建物内外で楽しく1日を過ごせるように池や木のぼりの樹などを配置し、植栽は四季を通じて楽しめるカラフルなものを中心とした。遊び場は、既存樹木を活かした計画とし、建設残土を有効利用した大きな築山や、今日の公共施設では設置が難しくなってしまったドキドキするような遊び場を提案した。
お客様からの要望
- 保育園周りは、お客様の作成した構想をもとに設計を行ってほしい。
- 遊び場は、大きな山や遊具を設置した活動的に遊べる場所と、静かに遊べるスペースを作ってほしい。
- 遊び場の敷地の既存風景は、できるだけ変えないようにしてほしい。